東京のスポーツ整体治療院【神楽坂整体たいむ】

肩のスポーツ障害

肩のスポーツ障害とは【東京】神楽坂整体たいむ

スポーツの特性上、肩関節に負担がかかるスポーツに多く診られる肩のケガのことを【肩のスポーツ障害】といいます。


代表的な肩のスポーツ障害【東京】神楽坂整体たいむ

肩のスポーツ障害は多くのスポーツで診られますが、特に多く、競技力にも影響が出やすいという意味で①野球肩②水泳肩③肩関節脱臼あたりが代表的な肩のスポーツ障害といえるでしょう。


なぜ、肩のスポーツ障害が起きるのか?【東京】神楽坂整体たいむ

なぜ肩にはスポーツ障害が診られやすいのかというと、それは関節が浅く、不安定な構造だからです。
これは、肩関節の大きな可動範囲を生み出すためですが、その分支えが弱くなり、傷めやすいのです。
しかも、スポーツではその不安定な肩関節に強い負荷のかかる動作が求められます。
不安定なのに強い負荷…それはケガもします。


肩のスポーツ障害が起きやすいスポーツ【東京】神楽坂整体たいむ

肩のスポーツ障害が起きやすいスポーツといえば、やはり野球水泳でしょう。
起きやすいから【野球肩】【水泳肩】といった通称まであるのです。
これらは別格として、最近では東京オリンピックの影響かスポーツクライミングで肩を痛める人も増えてきています。
あとはコンタクト系の格闘技、柔道レスリングです。
これらは組んだ状態から相手を投げたり倒したりするので、不意に肩関節が極まってしまったり、転倒した際に受け身を取り損ねてしまうことで脱臼が起きやすいスポーツです。


野球肩と水泳肩のメカニズム【東京】神楽坂整体たいむ

肩のスポーツ障害として最も代表的な①野球肩②水泳肩ですが、これらの発生メカニズムはほぼ一緒です。
まず、肩関節自体が不安定な関節であること。
次に、その関節を可動範囲の許す限り大きく使おうとすること。
それから、そこに強い負荷がかかること。
そして、それを高頻度で繰り返すこと。
これが野球と水泳に肩のスポーツ障害が起こりやすい最大の理由です。
競技の特性上、どうしても肩に負担がかかってしまうのです。


肩関節を傷める人の特徴【東京】神楽坂整体たいむ

野球と水泳は競技特性的に肩を傷めやすスポーツであることはわかったと思います。
しかし、中には【肩の痛みとは無縁】という選手もいます。
この違いはいったい何なのでしょうか?
ここでは、その理由を3つにしぼって紹介します。


①肩に頼りすぎている

肩を傷める人は、まず間違いなく肩関節に運動の割合が集中しています。
肩はパッと見で真上まで挙げることができます。
ということは、180°以上の可動域があるということがわかると思います。
しかし、これは肩関節単体の可動域ではありません。
肩は通常、肩甲骨と一緒に動いています。
つまり【肩関節の可動域+肩甲骨の可動域=肩の可動域】なのです。
にもかかわらず、肩を傷めやすい人は「肩関節だけで180°動かそうとしている」のです。
肩関節単体にそこまでの可動域はありません。
そして、関節は限界可動域に近づくほど不安定になり、外力に弱くなります。
そのため、肩に頼りすぎている選手は肩を傷めやすいのです。


②体に余計な力が入っている

体に余計な力が入っていて、上手く力を抜くことができないと肩を傷めやすいです。
なぜかというと、筋肉が邪魔をして関節の可動域を狭くしてしまうからです。
試しに、首と肩に力を入れた状態で腕を回してみてください。
イメージとしては、肩をすぼめた状態で腕を回す感じです。
すると、あまり大きく肩を回すことができないと思います。
これは、力が入った筋肉が関節の動きを邪魔してしまい、可動域を狭くしているからです。
そして、この状態では肩を回す際に使える関節の数が減り、負担が肩関節に集中してしまいます。
では、今度は肩の力を抜いて、楽にしてから肩を回してみてください。
いかがでしょう?
先ほどとは雲泥の差があるほどスムーズに動かせると思います。
このことから、体の力が抜けないことで、肩に頼った動きになってしまっているということがわかりますね。


③肩の安定ポジションがつかめていない

肩関節は可動域が広い代わりにとても不安定な関節だと伝えましたが、そんな肩関節が唯一安定するポジションがあります。
それが、肩のゼロポジションです。
肩を傷めない人は、自然とこのポジションで腕を回すコツをつかんでいます。
しかし、肩を傷めやすい人はこのポジションで腕を回す感覚がつかめていません。
もしかしたら、このポジションに納めるための可動域がないという可能性もあります。
そして、肩はこのポジションに納められないと関節自体の安定性が足りず、その不足分を補うために肩回りの筋肉を緊張させて安定性を作るようになります。

すると、このような流れができてしまいます。

①肩がゼロポジションに納まらない②肩回りを緊張させて安定させる③肩に力が入る④動かせる関節の数が減る⑤肩に頼った動きになってしまう⑥肩に負担が集中・蓄積して傷める

これが当院【神楽坂整体たいむ】が考える肩を傷める人の特徴です。



野球肩と水泳肩の治し方【東京】神楽坂整体たいむ

肩を傷める人の特徴の項の最後に触れたように、根本的に治すには肩をゼロポジションで使えるようにしていくことが重要です。
そうすれば、先ほどの流れがこのように変わります。

①肩をゼロポジションで動かせる②肩が安定する③肩回りの力が抜ける④使える関節の数が増える⑤肩の負担が分散する⑥肩の疲労が蓄積する前に回復するようになる⑦肩を傷めなくなる

当院【神楽坂整体たいむ】では、このようになることを目標にして野球肩と水泳肩の治療を行っています。
ただし、治療初期は「とりあえず、今の痛みを軽減させる」ということも重要な治療となるため、そちらの治療から行っていきます。
その後、症状が和らいできてから、患者さんからのご要望があれば先ほどの根本治療の方に移っていきます。


肩関節脱臼について【東京】神楽坂整体たいむ

肩のスポーツ障害のうち、もう一つの代表例が「肩関節脱臼」です。
肩関節脱臼は他の選手と直接接触する競技に多く、事故的な要因で外れてしまうことが多いです。
また、外れる瞬間に肩の関節が耐えきれないほどの負荷がかかっていることから、肩を支えるための靭帯・関節唇・関節包・筋肉などに大きなダメージを与えています。
これらの組織は一度壊れると元に戻す(治す)のがとても困難なため、痛みが治まっても肩が不安定になったり、痛みやすくなったり、再脱臼を起こすようになったりします。
よく「肩の脱臼はクセになる」といいますが、それはこのためです。


肩関節脱臼の治し方【東京】神楽坂整体たいむ

肩関節の脱臼は回数や状態によって行うことが変わります。
そこで、①初めての脱臼②2回目以降の脱臼③脱臼がハマった後の3つのケースで治し方を紹介していきます。


①初めての脱臼

生まれて初めて肩関節を脱臼した場合、特殊な例を除いて、意識が飛びそうになるくらいの激痛があります。
これは、肩のような大きな関節が外れる際に、その周辺組織を大きく損傷しているからです。
そして、外れている間はずっと痛い(脱臼痛)です。
なので、初めて脱臼したという人はまず整形外科で入れてもらいましょう。
病院なので麻酔もありますし、先生たちも慣れています。
逆にこのタイミングで整体はダメです。
いくら骨格のゆがみを整えるプロだからといっても、脱臼を治すのとは話が違います。
この状態では、もう整形外科一択です。


②2回目以降の脱臼

脱臼は2回目以降になるとあまり痛まなくなることもあります。
これは、1回目の時に周辺組織が壊されていて、2回目以降は壊す組織がない場合に起こります。
しかし、それでも外れた状態では辛いですし、動かせないので困ります。
そのため、ここでもまずはちゃんと関節を入れてもらうことが最優先です。
ただ、初回ほど損傷が激しくないことが多いので、整形外科ではなくても接骨院などで入れてもらってもいいでしょう。
しかし、また新たな損傷があればその程度に応じた痛みを伴います。
そのような時は、やはり整形外科一択となります。
通常、脱臼を繰り返す毎に支持組織の損傷が増えていきます。
そのため、不安定性が強くなる代わりに、脱臼時の痛みも軽減していきます。
(脱臼が復位するまでは脱臼痛があります)


③はずれた関節が復位した後

脱臼が復位した後、しばらくは三角巾などで腕を吊って安静にすることになります。
そして、ある程度の期間が過ぎて損傷組織の炎症が治まったころ、または、復位した後にあまり痛みが強くない時(炎症性の痛みがない時)、そんな時はようやく当院【神楽坂整体たいむ】がお役に立てます。
このタイミングでの肩関節脱臼の痛みは、主に周辺組織がアンバランスに収縮を起こしたことで起きている痛みです。
そのため、過度に収縮を起こしている組織を和らげていくことで痛みの引きを劇的に早めることが可能です。
また、周辺組織のバランスが整ってくると、肩関節自体の納まりが良くなるため、運動時の負担も軽減させることができます。
ただし、残念ながら壊れた組織が治るわけではありません。
関節の不安定性自体はどうしても残ってしまいます。
これを改善するには、やはり手術という選択肢も視野に入れる必要が出てきます。
手術をするかどうかは、今後の目標と痛みや不安定性などを鑑みて「必要」なのか「不要」なのか、一緒に考えていきましょう。



まとめ【東京】神楽坂整体たいむ

肩のスポーツ障害について、ざっくりと解説してきました。
肩のスポーツ障害に悩んでいたり興味があってここまで読み進めてくれたあなたなら、病態とタイミングによって医療機関にも向き不向きがあることは理解してくれたと思います。
当院【神楽坂整体たいむ】の場合、脱臼のように「今さっきケガしたばかり」というのは苦手分野です。
その代わり、野球肩や水泳肩のような反復性負荷によるスポーツ障害や、脱臼整復後の痛みの緩和という部分においては絶対の自信を持っています。
患者さんには、自分の状態にあった医療機関の選択を行い、適切な医療を受けられるようにしていただきたいと思います。

最後になりますが、以下に他のスポーツ障害やスポーツ整体に関連するページへのリンクを貼っておきました。

肩のスポーツ障害の他にも気になるものがあったら、どうぞそちらもご覧くださいね。

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