腰のスポーツ障害
腰のスポーツ障害といえば
ヘルニアと腰椎分離症が有名です。
特に、トレーニング中や試合中に急に痛み出したものは
炎症性の腰痛である可能性が高く
この場合は一定期間安静にする必要があります。
しかし、このように事故のような腰痛以外であれば
スポーツ整体を行うことで緩和することが可能です。
そこで、炎症性以外で腰のスポーツ障害がどのようにして起こるのか
どうすれば痛みを和らげることができるのか
当院なりの考え方を紹介致します。
スポーツで腰が痛くなる理由
スポーツを続けていると誰しも一度は経験するのが腰痛です。
それほどスポーツと腰痛は切っても切れない関係なのですが
なぜ腰痛になるのかは意外と知られていません。
そのため、多くは腰のサポーターなどを利用して
自然治癒するまで騙し騙しトレーニングを続けることになります。
では、なぜこのようなことが起きているのでしょう?
それは、原因が不明瞭だからです。
1.原因がわかっているもの
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ヘルニアや分離症に関しては、その病態が解明されており
ある程度原因がわかってきています。
そのため、病院などで診察を受けると
キチンとしたアドバイスを受けることができるはずです。
もっとも、本当にヘルニアや分離症が症状に直結しているかは
また別の話になるのですけどね。
2.原因がよくわかっていないもの
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本当に多いのはこちらの腰痛です。
実はヘルニアや分離症などの診断を受けていたとしても
その痛みの本質はこちらの原因となっていることが
少なくありません。
まるで私がその原因を知っているような口ぶりですが
100%とはいえないまでも、かなり把握できているとは思います。
では、なぜ原因がよくわからないと言われるのか?
それは、レントゲンやMRIではわからないからです。
スポーツで腰が痛くなる本当の理由
急に痛くなった炎症性の腰痛
明らかなヘルニア
明らかな腰椎分離症
これらに該当しない場合、その原因の多くは『過労』です。
スポーツはかなりの負荷が腰にかかっています。
そのため、腰の筋肉や関節にはかなりの負担がかかり
それによる疲労が日々積み重なっていきます。
筋肉や関節がその疲労を睡眠によって回復しきれなくなった時
徐々に徐々に筋肉や関節が壊れていき
次第に痛みを感じるようになっていきます。
これがスポーツでよく起こる腰痛の正体です。
突発的に痛くなったわけでもないし
ヘルニアや分離症ともちょっと違う。
日常生活程度ならそこまで酷い痛みは感じないのに
トレーニングをすると腰が痛くて仕方がない。
こんな腰痛なので、トレーニングを休むわけにもいかず
かといって、充分な治療を受けることができるわけでもない。
まさに八方塞がりです。
スポーツとの付き合い方を考える
「スポーツは健康のためにするもの」
とお考えでしたら、適度に休みながら
楽しんで行ってもらえれば、腰痛も重症化しないで済むでしょう。
しかし、もしあなたが
「競技者としてもっと上を目指す」
とお考えでしたら、腰痛に対する認識を改める必要があります。
なぜなら、競技としてスポーツに取り組み始めた瞬間から
スポーツは健康のためではなく
体を犠牲にして、人間の限界に挑戦するものに変わるからです。
それだけの負荷を体にかけるので
そもそも腰への負荷は大きくなるのです。
あなたはどちらを選びますか?
もしあなたが『競技者』を選んだ場合
もしあなたが『競技者』を選んだとしたら
腰痛は、もはや宿命といえます。
では、腰痛は我慢するしか方法がないのでしょうか?
というと、そういうわけでもありません。
先に説明したように
スポーツはそもそも腰にかなりの負担がかかります。
そして、それの蓄積疲労が選手を悩ませる腰痛に繋がってます。
ここ、大事です。
『腰に負担がかかって、その蓄積疲労が腰痛に繋がる』
ということは、腰痛を回避する・緩和する方法として
2つの方法が見えてきます。
1つは、腰にかかる負担を軽くすることで
もう1つは
腰の疲労を翌日に繰り越さないようガス抜きをすることです。
ここではこの2つの方法について
整体たいむなりの対策を紹介させていただきます。
スポーツの腰痛でお悩みの方は参考にしてみて下さい。
1.腰の負担を軽くする
腰の負担を軽くするには
大まかに分けて2つの方法があります。
1つは、腰の筋力を強くすることで
もう1つは、腰の負担が軽くなる体の使い方を覚えることです。
ここでは、簡単ですが1つ1つ説明していきます。
1.腰の筋力を強くする
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実は、これにも2つの方法があります。
1つは、単純に筋力を強化するもので
もう1つは、筋肉が力を発揮できる範囲を拡げるものです。
1つ目に関しては、特に説明はいらないと思います。
50kgの力を持つ人が50kgを持ち上げると、余力は0ですが
60kgの力を持つ人が50kgを持ち上げると、余力が10残ります。
この余力があるほど、腰の負担は軽くなります。
単純な引き算ですね。
問題なのは2つ目の方です。
『 筋肉が力を発揮できる範囲を拡げる 』
と聞いて、どういうことか想像ができますか?
ピンとこない人も多いと思います。
では、質問を少し変えてみます。
スポーツのプレーは、体勢が万全に整った状態で行えますか?
余程のレベル差があれば可能だとは思いますが、ほとんどの場合
体勢が崩れた不安定な状態でプレーを行っているはずです。
このように、不安定な状態で力を発揮するのに重要なのが
筋肉が力を発揮することができる範囲を拡げることなのです。
なぜなら、不安定な状態にある時の筋肉は
ある筋肉は縮み、ある筋肉は伸ばされた
アンバランスな状態になっています。
そのような状態で、それぞれが強い力を求めらるわけです。
それなのに、筋肉がベストポジションじゃないと
力を発揮することができなかったとしたら
踏ん張りが利かずに理想通りのプレーができなかったり
無理矢理踏ん張って腰に強い負荷をかけることになるのです。
これを防ぐためにも
『 筋肉が力を発揮することができる範囲を拡げる 』のは
スポーツ選手にとって、とても重要なポイントです。
2.腰の負担が軽くなる体の使い方を覚える
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これの一番手っ取り早い方法は
基本の型を徹底的に体に叩き込む・覚え直すことです。
基本の型は、最も効率的に技を使うために考え込まれた
まさに先人の知恵と経験の結晶です。
競技者はキャリアがつけばつくほど
型を自己流に作り変えてしまいます。
今のあなたの経験値で、改めて基本の型と向き合うことで
きっと何か新しい発見が見つかるはずです。
その上で、改めて自己流の型を昇華させることができれば
腰への負担も軽くなるはずですよ。
ちなみに、基本の型が本当に高度に習得され
それに体力が伴うようになると
対戦相手にとっては厄介極まりないです。
なぜなら、基本の型は最も効率的故にスキが少ないからです。
これは余談として。。
次に試してほしいことは
重心の位置をコントロールすることです。
基本的に、重心は下げれば下げるほど、腰に負担がかかります。
つまり、必要な時に重心を下げ、不必要な時には極力上げておくことで
負担を軽減することができます。
では、どのように重心をコントロールするのか?
それは、肺に入っている空気の量です。
ピンとこない人が多いと思うので、1つ実験をしましょう。
まず、何もしないで普通にその辺を歩いて下さい。
特に違和感はないですよね?
では、肺の空気を吐き出して、それからその辺を歩いてみて下さい。
どうしょう?
少し、体が重くなったように感じませんか?
最後に、肺一杯に空気を入れて、それからその辺を歩いてみて下さい。
いかがでしょう?
今度は、体が軽くなったように感じませんか?
これが重心の変化です。
これを、適宜コントロールすることができるよう
トレーニング中に意識して練習することで
腰にかかる負担を軽減する一助となります。
腰の疲労を翌日に繰り越さない
合言葉は「その日の疲労、その日のうちに」です。
要は「キチンと整理体操をしましょうね」ということです。
他にも、自宅でできるケアを行ったり、マッサージを受けたり
整体などで体をケアしてもらったり、方法はいくらでもあります。
様々な方法を駆使して、翌日に繰り越さないようにしましょう。
方法はなんでも構いませんよ。
一応、ここでは当院でアドバイスしているストレッチを紹介します。
ストレッチの前にチェックしてください
ストレッチ前と後で変化を把握するために
ストレッチを行う前に簡単なチェックをしてみて下さい。
やり方
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1.足を肩幅に開いて立ってください
2.前屈をして、痛みや張り、可動域を覚えておいて下さい
3.後屈をして、痛みや張り、可動域を覚えておいて下さい
4.その場で足踏みをして、重さ・だるさを覚えておいて下さい
コレだけです。
殿筋ストレッチ
やり方
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1.イスに座るか、床に長座して下さい
2.一方の足を浅く組みます
3.組んだ足のヒザを両手で抱えます
4.ヒザを胸に引き付けて下さい
5.お尻の筋肉がストレッチされるので、1分程度行って下さい
6.反対の足も同様に行って下さい
ポイント
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◦ 組む足と反対の手が手前でメインとなって引き付けます
◦ 軟らかい人は、ヒザを肘で抱えると楽です
◦ 『テレビを見ながら』など『ながら』で適当に行って下さい
再確認(チェック)
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以上で終わりです。
では、先ほどチェックした股関節の硬さに変化があるか
もう一度チェックしてみて下さい。
いかがでしょう?
前屈・後屈時の痛みや張り、可動域が良くなっていませんか?
また、足踏みをした時、少しお尻がだるくなっていませんか?
最後に
いかがでしょう?
少しは腰痛に対して希望が見出せたでしょうか?
当院では、このように腰のスポーツ障害に対して
その本質的な原因に的確にアプローチを行っております。
これは、私が過去にトップアスリートだった経験があるからこそ
わかるスポーツ腰痛の現実だと思います。
もし、あなたが、腰のスポーツ障害でお悩みで
病院や接骨院、他の治療院さんで効果に納得ができなかったら
当院のスポーツ整体が
あなたのお悩みを解決するお手伝いができるかもしれません。
1人で悩まず、一度お気軽にご相談くださいね。
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コラム集
当院で作成しているからだのコラム集です。
私の身体観はいささかマニアックですが
からだへの理解を深める一助となるかもしれません。
もし、興味のあるものがあったらご一読ください。
スポーツ腰痛の治療なら東京のスポーツ整体で神楽坂・飯田橋・市ヶ谷エリアの【整体たいむ】がおすすめ
ゴルフやランニングなどスポーツによる腰痛でお悩みなら東京のスポーツ整体、神楽坂・飯田橋・市ヶ谷エリアの【整体たいむ】におまかせください!スポーツ腰痛に悩む人の多くは、体を捻じる動作によって腰に大きな負担がかかっています。ゴルフや野球、テニスなどは体を捻じる動作が多いのでなんとなく想像はできると思いますが、実はランニングでも同じことがいえます。体を捻じる動作は腰を捻じっているように見えますが、本来、腰は捻じられないのが正常なのです。では、どこを捻じっているのか?それは、膝・股関節・骨盤・胸椎です。東京のスポーツ整体、神楽坂・飯田橋・市ヶ谷エリアの【整体たいむ】では、この腰以外の関節に注目して治療を行っており、これらの動きを改善することで腰を捻らなくてもプレーができるようなからだ作りを行っています。
東京のスポーツ整体、神楽坂・飯田橋・市ヶ谷エリアの【整体たいむ】には、スポーツ腰痛に悩むスポーツ愛好家が多数通院されています。これは、病院や整形外科、他の治療院では腰しか診てもらえないのに対し、スポーツ腰痛の真の原因がヒザ・股関節・骨盤・胸椎などの他の部位の動きにあるということから、これらの部位への治療を積極的に行っていることで、実際に治療効果を実感されている患者さんが多いからです。神楽坂・飯田橋・市ヶ谷エリアは会社やオフィス、飲食店も多く、日本橋や丸ノ内などのオフィス街からのアクセスも良いので、お仕事帰りや営業途中に寄って治療をしていくサラリーマンの患者さんに重宝されています。
東京のスポーツ整体、神楽坂・飯田橋・市ヶ谷エリアの【整体たいむ】は、平日21時まで受付しているため、スポーツ腰痛が改善後もケアやメンテナンスのため月1度の頻度で継続的に通院される患者さんが多いです。あなたももし通勤の際に飯田橋を通ることがありましたら、お仕事帰りに途中下車して神楽坂の【整体たいむ】でスポーツ腰痛の治療を受けてみませんか?1人でケアをするにも限界はあります。ぜひ専門家を頼ってみて下さい。
もちろん、腰のスポーツ障害だけではなく、頚椎捻挫などの首のスポーツ障害、野球肩・バレー肩などの肩のスポーツ障害・ゴルフ肘・テニス肘・野球肘などの肘のスポーツ障害・捻挫・腱鞘炎・TFCCなどの手首のスポーツ障害・半月板損傷・側副靭帯損傷・タナ障害・鵞足炎・オスグット病・ランナー膝・ジャンパー膝などの膝のスポーツ障害・捻挫・アキレス腱炎・肉離れ・股関節痛などその他の足のスポーツ障害でお悩みの方も、どうぞ東京のスポーツ整体、神楽坂・飯田橋・市ヶ谷エリアの【整体たいむ】にお越し下さい。
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東京のスポーツ整体【整体たいむ】は
完全予約制を採用している1人治療院なので
お待たせしないだけじゃなく、実質的なプライベートサロンとなっております。
そのため、リラックスして治療を受けられると評判です。
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ケガの悩み以外にも様々な悩みを抱えて苦しむことが多いです。
そんなお悩みも、プライベートな空間であれば第三者に聞かれる心配はありません。
元アスリートとして、可能な限りお応えしますので
ぜひ【整体たいむ】をご活用下さい。
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